はじめに
10年以上も風雨と雪にさらされたウッドデッキの 手すり の傷みがひどくなってぼちぼち張り替えが必要になっています(図1)。

図1: 現在のクロスフェンス。外見では分かりませんがかなり傷んでいます。
手すりには多種多様なデザインがありますが、柵の方向によって基本的には 水平、垂直、クロス の3種類に分けられます。工作の簡単さと強度、費用などいろいろ考えて結局 今と同じ クロスフェンス にすることにしました。
製作そのものは雪が融けるゴールデンウィーク以降になりますがまずは設計から。
クロスフェンスの設計

図2: デッキフェンスユニットの寸法図。部品カテゴリごとに色分けしている。
- フレーム は緑色
- クロス板 は茶色
- 手すり板 は黄色
- 基礎板 は紫色
主な仕様
- 用材はすべて 2x4
- クロスフェンスユニット( 1,800(W) x 919mm(H) )は2区画で構成する。その1区画の 内法寸法 は一辺 843mm の正方形
- これを2ユニット連結してトータルの長さ= 3.6m のフェンスとする。
- クロス板は全8枚とも、長さ= 1,192mm 、先端角度= 135°–90°–135° で統一
フェンスユニット組み立て手順
1. フレームの組み立て
- フェンスのフレーム(図3)はコーススレッドの 垂直ビス止め で組み立てる。

図3: フェンスのフレーム(1,800(W) x 919mm(H))

図4: クロス板の長さは 1,192mm

図5: クロス板とフレームのビス止め法(X線モード)
2. 基礎板をデッキの土台にビス止め
- デッキ土台に 基礎板 (1,800mm)を垂直ビス止めする。 ブチルテープ で防水する。
3.フレームを基礎板に乗せてビス止め
- クロス板のはめ込みが終わったフレームを基礎板に乗せてビス止め。ビスはクロス板の 根元付近 のフレームに 斜め打ち する。

図6: フレームと基礎板の連結((X線モード)
4. フレームに手すり板を乗せる
- フレームの上に 手すり板 (1,800mm)を乗せて 木端(こば) から斜めビス止め(図7)
- 日の当たる時間の長い西側に2本、東側に3本の合計5本。ビス間間隔は300mm

図7: 手すり板のビス止め図面(X線モード)
完成図

図8: クロスフェンスユニットを2つ連結し3.6m のデッキ手すり完成
今後の課題
-
ユニット連結部から雨水がしみ込まないようにするためにシーリング材+ブチルテープなどの使用を検討しています。
-
防腐・防虫のために、カット終了した部材の段階で水性クレオソート代替品系ペイントを六面すべてに塗布する予定です。
【参考資料】木取りと予算
木取り表
| 2x4 | カット(mm) | 部材名 | 必要数 | 2x4本数 | 端材(mm) |
|---|---|---|---|---|---|
| 6ft | 1800 | 手すり | 2 | 2 | 30 |
| 6ft | 1800 | フレーム天地板 | 4 | 4 | 30 |
| 6ft | 1800 | 基礎板 | 2 | 2 | 30 |
| 6ft | 843/843 | 垂直柱/垂直柱 | 6 | 3 | 144 |
| 8ft | 1192/1192 | クロス板/クロス板 | 8 | 4 | 56 |
- 端材は2x4材1本あたりの長さ(mm)
2x4材の調達本数
- 2x4 6feet = 11本
- 2x4 8feet = 4本
予算
- 2x4 6ft: @550円 x11 = 6,050 円
- 2x4 8ft: @800円 x4 = 3,200 円
- 合計 = 9,250 円
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3DモデリングのSketchup Freeを使わせていただきました。 ↩︎