サンマルツァーノの育苗

3月20日に、横浜で2021年ファーミングの最初の作業を始めました。

調理用のイタリアントマト🍅= サンマルツァーノ の種まきです 。わずか12粒しか入っていない袋が700円以上するという貴重品。失敗は許されません(笑)

今年のやりかた

2021年は次のようにしてみました。

  1. まず種まきの前夜、種を水につけておきます(図1
  2. 育苗ポット(10cm)はあらかじめ「 底面給水 」でしっかり水分を含ませます
  3. 1ポットに2から3粒ずつ、種をポットの土の上において ふるい で薄く覆土
  4. その後は「常時底面給水」しつつ南向きの日当たりの良い部屋の窓際に一日中おいて 保温

という感じで芽が出るのを待ちました。

図1:  サンマルツァーノの種

図1: サンマルツァーノの種

7日目あたりから発芽がはじまりました。最初の発芽はこんな感じ。

図2:  発芽初日

図2: 発芽初日

10日ほどで(おまけも含めて)15粒あった種のうち、14粒が発芽しました。発芽率93.3%!

発芽後、双葉がそろった後は、「常時底面給水」をやめて土が乾いてきたら底面給水するようにしました。最初は日陰で、その後だんだんと陽にあてるようにしました。今日(4月5日)で播種後16日目ですが、ちいさな本葉が出始めました(図3)。

図3:  15日目の苗たち。本葉が出始めています。

図3: 15日目の苗たち。本葉が出始めています。

今のところ大成功です!この苗たちを北群馬山中の畑に定植するのは種まきから 2ヶ月後 の5月20日頃になります。トマトは結構育苗期間が長いですね。

育苗ポット6個分の水受けトレー

10cmのポットを6個並べて底面給水するのにちょうどよい水受けトレーを見つけました。もちろん専用品を購入してもよいのですが、 Costco の「ベーコン シーザサラダ」(など)のプラケースの フタ があつらえたようにピッタリなんです。水深も程よくとれるし強度も十分です。コーヒーのカスを乾燥させるときに使うので捨てずに保管していました。図3の水受けトレーに注目してください。